入稿手順・入稿データチェック項目

お客様の完全データの入稿より低価格にて印刷をご提供させていただいております。
当社ではトラブルを事前に防ぐために入稿データはすべてチェックしてから印刷へ進行しています。 チェック規準としましては下記必須チェック項目に沿ったかたちになります。そのため、文字の間違いやデザインミスなどデザイン面での内容はデータチェックの対象とはなりません。 入稿データの不備によるトラブルは、制作される方の自己責任が原則となります。データチェックにて問題点が発見された場合はお客様に修正をしていただき再入稿となりますので、必ずお客様でデータをご確認いただいた後にご入稿ください。
 
●PCはWindowsでもMachintoshのどちらでも対応しています。
●アプリケーションはIllustrator(CS3まで)、Photoshop(CS3まで)に対応しています。
●入稿の際は必ず完全データの入稿をお願いしております。
●入稿は注文書ページをメールにコピーし、入稿データは一つのフォルダにまとめて必ず圧縮してお送りください。
 →圧縮について
●データ容量が大きい場合はファイル転送サービス等をご利用ください(必ずデータは圧縮してください)。
 →データ転送サービスについて
●受付後当社でデータ確認の上印刷工程に入ります。
●データチェック項目を参考に完全データを入稿してください。
●データを制作する上での注意点は→テクニカルサポートをご利用ください。
 データチェック必須項目
 
CHECK-1 ファイルの名称は英数文字を使用していますか?
ファイルの名称に日本語は使用しないでください。文字化けの発生によるリンク切れする場合があります。全て半角英数字で保存してください。また当社のコンピュータ内に同じ名前が存在した場合に間違えてリンクする可能性がありますので、数字だけ「01」、「omote」、「ura」等の一般的に使用されるようなファイル名を使用しないでください。

 

CHECK-2 ご注文のサイズで制作されていますか?
ご注文の仕上がりサイズで入稿されたでーたにつきましては、当社でサイズを調節することはできませんので、必ずご注文のサイズでの入稿をお願いします。

 

CHECK-3 トンボは正常に制作されていますか?

 



Illustratorで制作されるときはトンボ(トリムマーク)が必要になりますので必ず作成してください。
トンボは、仕上がりサイズの四角形を作成し、その四角形を選択して
【フィルタメニュー → クリエイト → トリムマーク】を選んで作成します。
オブジェクトメニューのトリムマークは使用しないでください。
 

CHECK-4 塗り足しについて
塗り足しは、バックになるデザインや写真などを仕上がりギリギリまで配置するときに、印刷時の微妙な用紙のブレや断裁時のズレを想定し、あらかじめ3mmの余裕を持たせるのが基本的なルールになっています。
また、最終的には切り落とされる場所なので、説明文など大事な情報は塗り足しに出さないように制作してください。塗り足しのないデータについては印刷をしかねますので、必ず塗り足しをつけてください。

 

CHECK-5 フォントのアウトライン
当社にお客様のご使用のフォントが無い場合、正しく表示されないためです。アウトライン化することによりフォントが文字ではなくオブジェクトとして認識されるので、同一フォントが内場合でも文字は正しく表示されます。アウトラインをかける際は全てのレイヤーロック、オブジェクトのロックを解除して上で行ってください。ロックがかかっているフォントはアウトラインされません。 ※フォントをアウトラインした後、以下の方法でフォントがすべてアウトラインされていることを確認してください。
「書式」 → 「フォントの検索・置換」または「選択」 → 「オブジェクト」 → 「テキストオブジェクト」を選択すると、アウトラインされていないフォントデータが表示されます。残っている場合はテキストオブジェクトを全て削除してください。

 

CHECK-6 画像のリンク切れ
llustratorであればリンクパレットにマークが出ていないか確認してください。  は埋め込みの状態です。リンク切れはなくなりますが、ファイル自体の容量が大きくなり、メールでの入稿ができない可能性があります。

 

CHECK-7 4色面はCMYK
特色の印刷は基本的にお受けしておりません。特色印刷(ゴールドやシルバー)のご注文以外で、特色を使用してデータを作成した場合、印刷機ではCMYKの4色のみでフルカラーを再現しますので、それ以外のカラーは最終的にCMYKに置き換えられます。特色やカスタムカラーを使用されると思い通りの出力結果が出ないので必ずCMYKでカラー調整をお願いします。 また、モニターはRGBで表現しますので、モニター上の色と印刷時の色はかなり異なります。 新規ファイルを作る際は、Illustrator、Photoshop共にカラーモードはCMYKで作業してください。RGBでご入稿の場合は、自動的にCMYKに置き換えられますのでご注意ください。RGBのデータがCMYKに置き換えられ印刷された場合の責任は負いかねますので、4色面は必ずCMYKで入稿をお願いします。

 

CHECK-8 1色面はグレーズケール
1色面はグレースケールで作成してください。CMYK各色が同濃度の場合(例えばCMYK各色20%など)やRGBモード、レジストレーションカラーですと、一見モノクロに見えるものでも4色となりますのでご注意ください。また、画像もグレースケールモードに変換してください。カラーモードは4色面と同じくCMYKで制作してください。当社ではグレスケールに変更をいたしませんので、1色面は必ずグレースケールで入稿をお願いします。

 テクニカルサポート

どなたでも気軽に印刷物を作成できるようになりましたが、実際に何かを作ってみると、トンボ、フォント、画像…と様々な知識が必要になってきます。テクニカルガイドで必要な項目を良くお読みになって完全入稿データを作成してください。

フォントとアウトライン作成 画像サイズと解像度
スミベタとリッチブラック Photoshopでの塗り足し
ラインとヘアライン カラーモード
配置画像 レイヤーで画像を統合する
透明に関わる書類設定 ファイルの保存形式
オーバープリント  
特色カラー  
ファイルの保存形式  
 
フォントとアウトライン作成
 
 アウトライン作成

フォントは作成された環境と違うパソコンで開くと正しく表示されない場合や印刷できない場合があります。アウトラインを作成すると文字の修正はで きなくなりますが、使用したフォントがないパソコンでファイルを開いても正しく表示、印刷ができます。アウトラインを選択する前に、必ず全てのレイヤーのロックの解除と、全オブジェクトのロックを解除してください。

 
 エンベローブ機能を使用した場合

フォントに対して「オブジェクト」→『エンベローブ』を作成されますと、アウトライン作成ができません。 トラブルの原因となりますので必ずアウトライン作成されてからエンベローブを作成していただくか ご入稿の前にエンベローブを作成されているオブジェクトを選択し拡張を行ってください。

スミベタとリッチブラック
 
 スミベタ

スミベタは、K100%で表現します。
4色部分にスミベタをのせると、4色部分が浮き出て見えてしまいます。これを、”のせ”と言います。4色部分が浮き出ないようにするには、リッチブラックをのせて下さい。チェック対象項目には入りませんのでご注意ください。

 
 リッチブラック

C50% M50% Y50% K100% ぐらいに設定し合計が280%を超えないよに設定していただければ、ムラのない黒を表現できます。写真の上にスミベタをのせても、”のせ”になりますので気をつけ下さい。チェック対象項目には入りませんのでご注意ください。

ラインとヘアライン
 
 ライン

罫線(直線)はカラーパレットで線を選択して色や線幅を設定してください。その際の罫線には必ず0.25pt以上の線幅を設定してください。0.25pt以下に設定しますと印刷の際に正常にプリントされない可能性もあります。チェック対象項目には入りませんのでご注意ください。

 
 ヘアライン

配置画像を埋め込むと、Illustratorのファイルの容量が非常に大きくなります。その代わり、使用した画像ファイルは、Illustratorファイルと一体化するので、リンクが切れる心配はなくなります。画像を配置する際に「リンク」のチェックボックスをオンにした場合は、Illustratorファイルと一体化はしません。画面に見えているのはあくまでレイアウト用プレビューであり、実体は画像ファイルです。リンク画像を別のフォルダに移動すれば、ファイルを開ける際に「リンク画像が見つからない」とエラーが出ます。その代わり、Illustratorファイルのファイル容量は小さくなります。ただし、出力する際には常に「Illustratorファイル+画像ファイル」のセットの状態にしておかなければなりません。チェック対象項目には入りませんのでご注意ください。

配置画像
 
 リンク切れと埋め込み

配置画像を埋め込むと、Illustratorのファイルの容量が非常に大きくなります。その代わり、使用した画像ファイルは、Illustratorファイルと一体化するので、リンクが切れる心配はなくなります。画像を配置する際に「リンク」のチェックボックスをオンにした場合は、Illustratorファイルと一体化はしません。画面に見えているのはあくまでレイアウト用プレビューであり、実体は画像ファイルです。リンク画像を別のフォルダに移動すれば、ファイルを開ける際に「リンク画像が見つからない」とエラーが出ます。その代わり、Illustratorファイルのファイル容量は小さくなります。ただし、出力する際には常に「Illustratorファイル+画像ファイル」のセットの状態にしておかなければなりません。



透明に関わる書類設定
 
 ラスター効果設定

「ラスター効果設定:解像度」で、「ドロップシャドウ」など、ぼかしの効果を適用した部分における解像度を調整しています。
チェック対象項目には入りませんのでご注意ください。

「効果」→「書類のラスタライズ効果設定」で、「カラーモード:CMYK」、「解像度:高解像度(300dpi)」または、その他の欄に適正な値を入力する
(「背景」「オプション」は任意で設定してください)
「効果」→「書類のラスタライズ効果設定」で、「カラーモード:CMYK」、「解像度:高解像度(300dpi)」または、その他の欄に適正な値を入力する
(「背景」「オプション」は任意で設定してください)
 
 書類設定

「ラスター効果設定:解像度」で、「ドロップシャドウ」など、ぼかしの効果を適用した部分における解像度を調整しています。
チェック対象項目には入りませんのでご注意ください。

「書類設定」→「透明」タブを選択→「書き出しとクリップボードにおける分割・統合」で高解像度を選択。または、「カスタム」ボタンをクリックし、オプション設定でベクトルの値を「100」、ラインアートとテキストの解像度:1200ppi、グラデーションとメッシュの解像度:400ppiにする。さらに、ウインドウ→「分割・統合プレビュー」も同様の設定をするチェック対象項目には入りませんのでご注意ください。

「ドキュメント設定」→「透明」タブを選択し→「書き出しとクリップボードにおける分割・統合」で高解像度を選択。または、「カスタム」ボタンをクリックし、オプション設定でベクトルの値を「100」、ラインアートとテキストの解像度:1200ppi、グラデーションとメッシュの解像度:400ppiにする。さらに、ウインドウ→「分割・統合プレビュー」も同様の設定をする。チェック対象項目には入りませんのでご注意ください。

オーバープリント設定
 
 オーバープリント

イラストレータのカラーに関する属性で、『塗り(線)にオーバープリント』をオンにすることによってノセ(オーバープリント)になる機能があります。トラブル防止の為、必ずオーバープリントのチェックは外してください通常チェックは入っていませんが、入っていた場合は下図の(図-1)の用に、印刷した際にオブジェクトが消えてしまいます。チェック対象項目には入りませんのでご注意ください。

特色カラー
 
 特色うやプロセスカラーの使用について

印刷機ではCMYKの4色のみでフルカラーを再現します。それ以外のカラーはCMYKに置き換えられます。下図のように特色やカスタムカラーを使用しますと、印刷後の色目が変わる事が多々あります。必ずCMYKでカラー調整をしてください。
特色指定されている場合は、別途料金がかかります。作成後に必ずCMYKに変換してください。
RGBはそのままCMYKに変換すると、色が置き換えられるため色調が変わります。RGBは自動的にCMYKに置き換えられますのでご注意下さい。

ファイルの保存形式
 
 ファイルの保存について

入稿データはEPS形式(印刷に最適なポストスクリプト言語に変換された形式でデータ量が少ない)で保存してください。

画像サイズと解像度について
 
 画像サイズについて

Photoshopデータを制作する場合も、塗り足しが必要になります。画像サイズはご希望の仕上がりサイズより上下左右3mmづつ大きく設定してください。解像度は350pixel/inchにしてください。

 
 解像度について

デジタルカメラで撮影した場合、ほとんどが72ppiになっており、そのまま印刷に使用すると非常に粗くぼやけた仕上がりになります。 そのため解像度を上げる必要があるのですが、画像の容量自体は変わらないため画像サイズが小さくなります。当社では適切なデータでない場合は印刷行程に移れない事もございます。必ず最初に制作させる時点で設定をお願い致します。
元になる画像の使用サイズにおける解像度を確認することができます。例をあげて、デジタルカメラで撮影した画像サイズと画像解像度を確認してみます。
メニューより「イメージ」 → 「画像解像度」 で元になるデータの画像サイズと解像度を見ます。

「画像の再サンプル」のチェックを外して、解像度を350ppiにすると、ドキュメントサイズが渦のようになります。ハガキサイズでデータを作成したい場合は、106mm×154mmなので十分に印刷に使用できる画像サイズであることが確認できます。適切な画像サイズと解像度で、キレイな印刷の仕上がりになるようにデータを作成してください。
尚、当社では適切なデータでない場合は印刷行程に移れない場合もございます。必ず最初に制作させる時点で設定をお願い致します。
Photoshopでの塗り足し
 
 塗り足しの注意
塗り足しの必要性については「データ入稿時の注意」の「塗り足しについて」の項目で詳しく説明していますが、Photoshopでデザインする際も塗り足しが必要です。但し106mm×154mmの画像サイズいっぱいにレイアウトをしますと、下図-1のように断裁の際に文字情報が切れてしまいます。予め画像サイズは106mm×154mmで制作し、文章等の切れてはいけないデザインは下図-2のように3mm内側の94mm×142mmの範囲内で制作してください。
カラーモードについて
 
 CMYKモードに変換する
RGBで作成されたデータを印刷すると、再現できない領域がCMYKでの近似色に置き換えられ、全体的にくすんだ色味に仕上がります。 RGBで作成したデータを完全にCMYKで再現することはできませんので、印刷データはリンク画像も含め必ずCMYKモードで作成ください。フィルタを使用される場合は、CMYKで色を確認してからRGBに戻して作業して下さい。発色のいいカラーは色が変化しやすいので特にご注意ください。RGBで入稿された場合、CMYKにて印刷します。色の変化に関しましてはトラブルの原因ともなりますので、必ずCMYKで入稿して下さい。
レイヤーについて
 
 レイヤー画像統合
作業中に作成した全てレイヤーは、一枚の背景レイヤーに統合してください。フォントもラスタライズされ、ファイル保存時にもPhotoshop形式以外のフォーマットを選択できるようになります。『画像を統合』を行わないとPhotoshop EPS等のファイル形式では保存できませんのでご注意ください。
ファイルの保存形式
 
 ファイルの保存について
Photoshopファイルは最終的にEPS形式(印刷に最適なポストスクリプト言語に変換された形式でデータ量が少ない)で保存してください。
 データの圧縮について
 
 Windowsでの圧縮
 STEP 1
まず始めに、入稿する全てのデータを「新しいフォルダ」に入れてください。
「新しいフォルダ」は画面の何もない部分を、右クリック → 新規作成 → フォルダで作成します。
※印刷に必要のないデータは入れないでください。
 STEP 2
圧縮するフォルダの上で、右クリック → 送る → 圧縮(ZIP形式)フォルダで圧縮します。
 STEP 3
圧縮が終了すると圧縮ファイルが出来上がります。この圧縮したファイルを入稿してください
 
 Macintoshでの圧縮
 STEP 1
まず始めに、入稿する全てのデータを「新しいフォルダ」に入れてください。
「新しいフォルダ」は画面上で右クリック → 新規フォルダで作成します。
※印刷に必要のないデータは入れないでください。
 STEP 2
入稿するデータを圧縮ソフトにドラッグして下さい。圧縮が始まります。
 STEP 3
圧縮が終了すると圧縮ファイルが出来上がります。この圧縮したファイルを入稿してください
 データ転送サービスについて

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